ニュース 電子 作成日:2020年8月13日_記事番号:T00091551
日経アジアンレビューが消息筋の情報として伝えたところによると、中国の半導体メーカー、泉芯集成電路製造(済南、QXIC)と武漢弘芯半導体製造(HSMC)は14、12ナノメートル製造プロセスの開発強化のため、昨年以来、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の従業員をそれぞれ50人余り引き抜いたようだ。自国の半導体産業を強化し、外国製半導体への依存度を減らそうとする中国政府の方針に呼応したとみられる。13日付経済日報が報じた。
消息筋によると、引き抜きの対象はベテランのエンジニアとマネジャーで、TSMCの年収の最大2~2.5倍の報酬を提示したようだ。
14、12ナノはTSMCの先端技術より2、3世代遅れているが、中国では先進技術とされる。
TSMCは12日、ここ数年の離職率は5%以下と説明。従業員は最も重要な資産であり、今後も人材の引き留め、育成に努めると表明した。
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