ニュース 電子 作成日:2020年8月13日_記事番号:T00091552
市場調査会社、ICインサイツが発表した世界の半導体企業の上半期売上高ランキングによると、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は207億1,700万米ドルで3位を維持した。前年同期比40%増と、上位7社で最高の伸びだった。13日付自由時報が報じた。
1~7位の順位は前年同期と同じで、▽インテル、389億5,100万米ドル(前年同期比22%増)▽サムスン電子、297億5,000万米ドル(12%増)──に続き、▽TSMC▽SKハイニックス▽マイクロン・テクノロジー▽ブロードコム▽クアルコム──の順だった。8位はエヌビディアだった。上位10社のうち売上高が前年割れだったのは、ブロードコムと9位のテキサス・インスツルメンツ(TI)のみだった。
10位は、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下のIC設計大手、海思半導体(ハイシリコン)の52億2,000万米ドルで前年同期比49%増と、上位10社で最高の伸びだった。順位は前年同期から6上げて、中国企業として初の10位入りを果たした。ICインサイツは、米国のファーウェイに対する輸出規制強化のため、10位入りは一時的なものと予測した。
上位10社の売上高合計は1,470億9,300万米ドルで前年同期比17%増と、新型コロナウイルス感染症流行の中でも半導体需要が伸びていることを反映した。世界の半導体産業の生産額の平均成長率の4倍以上だった。
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