ニュース 電子 作成日:2020年8月13日_記事番号:T00091557
パソコン大手、華碩電脳(ASUS)が12日発表した第2四半期純利益は53億1,000万台湾元(約190億円)で、前期の5.9倍、前年同期の3.1倍だった。テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習向けなど、旺盛な巣ごもり需要を反映した。許先越共同執行長は、年末まで受注見通しが立っていると明かした。13日付経済日報が報じた。
第2四半期の出荷は、ゲーム用(ゲーミング)PCが前年同期比40%増加、グーグルの基本ソフト(OS)搭載のノートPC「クロームブック」が30%以上増加、ビジネスPCが25%増加、マザーボード・グラフィックカードが15%増加した。第2四半期売上高は850億7,000万元。上半期売上高は1,491億1,000万元、純利益は62億元(前年同期比60%増加)だった。
許共同執行長は、第3四半期の出荷について、PCは前期比30%増加、部品(マザーボード・グラフィックカードなど)は10%増加、通年ではPCと部品共に前年比20%以上増加と予測した。
胡書賓共同執行長は、新型コロナウイルス感染症の流行状況が今後緩和や終息しても、従業員の在宅勤務が一定程度続くことで、PCの出荷成長は下支えされると指摘。同社は今後3年間、業界平均以上の成長を目指すと表明した。
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