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日本ブランドと誤解、「iki2」靴にクレーム


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年7月29日_記事番号:T00009156

日本ブランドと誤解、「iki2」靴にクレーム

 
 太平洋そごうなど大手百貨店などで販売されている婦人靴ブランド「iki2」で、販売員に日本ブランドと説明されて購入したものの、実際は台湾ブランドだったという消費者のクレームが相次いでいる。29日付蘋果日報が報じた。

 「iki2」の婦人靴は、台北7店を含む域内14店で2,000台湾元(約7,000円)前後で販売されている。蘋果日報の記者が台北の7店舗で販売員に尋ねたところ、3店が「日本ブランド」、1店が「台湾ブランドではない」、残る3店が「台湾ブランド」と答え、ばらばらだった。

 「iki2」を製造する伊沢田国際の呉盈潔スポークスパーソンは、同社の靴は日本で設計・開発、中国製造の台湾ブランドだと指摘した上で、販売員への教育が不十分であれば、さらなる指導で改善を図りたいと語った。

 行政院消費者保護委員会(消保会)によると、販売員が日本ブランドと説明し、消費者に誤解を与えたケースは、消費者保護法に違反するという。一方、台北県靴類商業同業公会では、日本ブランドの靴もほとんどが中国やベトナムで製造されていることを、消費者は理解するべきだとコメントした。