ニュース 電子 作成日:2020年8月13日_記事番号:T00091560
電子機器受託生産サービス(EMS)最大手、鴻海精密工業が12日発表した第2四半期純利益は、前期の10.98倍、前年同期比34%増の228億8,000万台湾元(約830億円)で、同期として過去5年で最高となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた前期より大幅に改善した。13日付経済日報が報じた。
劉揚偉董事長(中)は、2021年の粗利益率は7%、25年は10%の目標に変更はないと語った(12日=中央社)
第2四半期連結売上高は1兆1,280億元で前期比21%増、前年同期比3%減。上半期連結売上高は2兆600億元で前年同期比7%減少、純利益は249億6,400万元で32.3%減少した。
なお、同業の緯創資通(ウィストロン)と和碩聯合科技(ペガトロン)が中国同業の立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)の株式を取得するなどしており、3社共同で鴻海のアップル受注を奪う構えとみられていることについて、鴻海の劉揚偉董事長は、同業が手を組まねば対抗できないほど鴻海が強い証拠であり、鴻海への影響は限定的との見方を示した。
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