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《新型肺炎》マスク生産装置、米国に25台輸出


ニュース 医薬 作成日:2020年8月13日_記事番号:T00091563

《新型肺炎》マスク生産装置、米国に25台輸出

 9~12日に訪台したアレックス・アザー米厚生長官は12日、新北市のマスク生産装置メーカー、長宏機械を視察した。同行した沈栄津行政院副院長は、長宏機械はマスク生産装置を既に米国に25台、欧州とカナダに40台以上輸出しており、台湾マスク産業がサプライチェーン全体で世界の感染防止に貢献できることを示したと説明した。13日付工商時報が報じた。

/date/2020/08/13/09mask_2.jpgアザー米厚生長官(左2)は、米国へ輸出される生産設備の生産状況に強い関心を示した(12日=中央社)

 この他、医療用マスク材料、メルトブロー式不織布の敏成(マイトレックス・ヘルス・テクノロジーズ)は9月に米国に工場を設置し、生産を開始する予定だ。マスク産業における米台の協力がより強化される見通しだ。

8月末にも第1相臨床試験

 前副総統で疫学者の陳建仁氏は12日、台湾の製薬会社による新型コロナウイルスワクチンの開発は順調に進んでおり、8月末にも第1相臨床試験に着手できるとの見通しを示した。

 陳副総統は、アザー厚生長官と会談した際、アザー厚生長官が台湾の新型コロナウイルスの感染防止策を称賛し、台湾が講じた関連措置に対する理解を深め、将来的に米国での感染防止に役立てたいと語ったと明かした。