28日に閉幕したバイオ業界の見本市「バイオ台湾2008」では、永信薬品工業、杏輝薬品工業（シンファー・ファーマシューティカル）、鴻亜生物科技（メディグリーン・バイオテクノロジー）、賽亜基因科技（ビタ・ジェノミクス）などがダイエット関連の製品を出展し注目を集めた。29日付工商時報が伝えた。
台湾では10人中８人がダイエットしたいと考えているとの調査結果もあり、ダイエット市場の規模は400億台湾元（約1,413億円）を超えるとされる。
そこで永信薬品は今年、軽食ダイエットをテーマに出展。ダイエット効果に配慮した液状コーヒーミルクの「フレンチワイズ」や佐藤園（静岡市）の粉末緑茶などを紹介した。フレンチワイズには体内の空腹信号を抑える成分が含まれており、食事の摂取量を減らす効果があるという。
杏輝薬品は食物繊維サプリメントの「健姿」の形状をカプセルから飲料に改め、消費者の服用時の抵抗感を取り除く心理効果を狙った。
鴻亜生物科技は独自開発したダイエット処方「ＭＴ」を紹介した。脂肪代謝効果があるという。賽亜基因は肥満遺伝子の検査サービスを紹介した。
