ニュース 医薬 作成日:2020年8月14日_記事番号:T00091574
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の統計によると、新型コロナウイルス感染症流行を受けて実施している実名制(本人確認)でのマスク販売量は、7月30日~8月12日が1日当たり平均552万枚と、7月16~29日の351万枚から約200万枚増加した。中華民国薬師公会全国聯合会(TPIP)の黄彦儒広報担当は、先月は実名制のマスク販売が低迷していたが、ここ1週間は各薬局で毎日200人分が全て売り切れていると明かした。14日付聯合報などが報じた。
シンプルマートは13日、早朝から長い行列ができた(13日=中央社)
海外の新型コロナウイルス感染症流行がいまだ収束せず、海外で感染したとみられる輸入症例が台湾で増えていることや、感染経路が不明な症例がみられることに加え、陳建仁前副総統が先ごろ、ワクチンが開発されるまでは3カ月分のマスクを備蓄する方がいいと発言したことが背景にある。
スーパーマーケットの美廉社(シンプルマート)が13日、マスク5万箱を販売したところ、わずか8分で売り切れた。量販店大手、家楽福(カルフール)は全土137店舗で計4,000箱以上を販売しているが、1日以内に売り切れている。コスメストアの宝雅(POYA)は、毎週1,000箱を入荷しているが、最近は10~15分で売り切れている。
指揮センターの荘人祥報道官は、マスクは欠品しておらず、実名制での販売は年末まで継続するため、買いだめは必要ないと呼び掛けた。
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