ニュース 電子 作成日:2020年8月17日_記事番号:T00091595
パソコン大手、宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)は、ノートPCの年内の受注見通しが立っている。ASUSの許先越共同執行長は、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要で、PCは従来、一家に1台あればよかったが、一家に1台では足りなくなったためと指摘した。17日付経済日報などが報じた。
業界予測によると、今年のノートPC世界出荷台数は1億8,000万~1億9,000万台と、年初の予測を2割上回り、2012年以来の過去8年で最高となる見通しだ。
21年のパネル調達確約
ノートPCメーカー、藍天電脳(クレボ)の簡義龍ノートPC事業群総経理は、受注が予想をはるかに上回り、調達担当者は苦労しており、プロセッサーなど半導体、液晶パネルなど供給不足が深刻だと語った。
低価格のクロームブックはTN方式液晶パネルを採用しているが、今や友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)しか生産しておらず、ノートPCブランドは21年のパネル調達を確約している状況だ。
またノートPCブランドは、ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の生産能力を確保するため、ODMに対して例年のように値下げを要求しないばかりか、人員採用に補助を支給している。
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