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製靴PCGの労働時間削減、9月より規模縮小へ


ニュース その他製造 作成日:2020年8月17日_記事番号:T00091599

製靴PCGの労働時間削減、9月より規模縮小へ

 製靴最大手の宝成国際集団(PCG)は、新型コロナウイルス感染拡大による打撃を受け6月から実施している「減班休息」(景気を理由とした労働時間削減。いわゆる「無給休暇」。実際には有給を含む)について、9月より台湾の従業員は月6日間の労働時間削減を4日間に減らし、海外の台湾人幹部は全て通常勤務に戻す。労働時間削減の対象は現在の5,300人余りから3,700人余りへ減少する。期間は11月まで。15日付経済日報が報じた。

 PCGの主管は、第4四半期の受注が回復し始めていると説明。海外の各生産拠点の出荷も正常化してきていると明らかにした。

 PCGの労働時間削減は、「減班休息」と私用休暇(事仮、給与支給なし)のいずれかを従業員が選択する形で実施される。なお、蔡佩君執行長を含む副総経理以上の幹部を対象に実施している10~30%の減給は続ける。