ニュース 商業・サービス 作成日:2020年8月17日_記事番号:T00091600
中華航空(チャイナエアライン)は14日、傘下の旅行会社、華旅網際旅行社(イエストリップ)について、損失が大幅に拡大する前に営業を終了し、清算する方針を示した。業界関係者は、スリム化の第一歩と指摘した。15日付工商時報が報じた。
中華航空の謝世謙董事長は、華旅網際旅行社は当初、中華航空の航空券と宿泊施設を組み合わせたダイナミックパッケージ販売を目的に設立したが、もはや個人旅行が一般的となり、任務を終えたと説明した。
清算に伴い、今月末に従業員の配置換えや解雇を行う予定。関連企業や旅客にも通知する。
中華航空は、第2四半期の純利益は24億5,900万台湾元(約90億円)と、航空貨物事業が貢献し利益を上げた。業界関係者は、貨物事業はピークを過ぎており、旅客事業も回復の兆しが見えず、今後は右肩下がりと予想した。
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