ニュース 政治 作成日:2020年8月17日_記事番号:T00091610
韓国瑜前市長の失職に伴う高雄市長選挙は15日、投開票が行われ、民進党の陳其邁氏が70%の得票率で大方の予想通り圧勝した。2018年の高雄市長選敗北の雪辱を果たした。16日付中国時報などが報じた。
陳氏(前左2)は、「私が努力不足でないか、厳しく監督してほしい」と呼び掛けた(15日=中央社)
陳氏の得票数は67万1,804票(得票率70.03%)だった。国民党の李眉蓁氏は24万8,478票(25.9%)、台湾民衆党の呉益政氏は3万8,960票(4.06%)を獲得するにとどまった。投票率は41.83%だった。
陳氏は「今後の『高雄チーム』は四つの優先を貫く」とし、産業構造の転換、就業機会の増加、大規模な交通インフラ建設、大気汚染問題の解決を優先課題として掲げた。中央選挙委員会(中選会)が21日に公告し、10日以内に就任する。当面は南部科学園区(南科)の橋頭科学園区計画の推進などに取り組むことになる。
今回の選挙は韓前市長が就任から短期間で総統選に出馬し、市長としての職務を放棄したなどとしてリコール(解職請求)され、6月の住民投票で失職したことを受けて実施された。高雄市はもともと民進党の支持基盤が厚い上、蔡英文政権の新型コロナウイルス対策への市民の高い支持もあり、選挙前から陳氏の優勢が伝えられていた。
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