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「『韓流』に別れ」、高雄市長選敗北で国民党幹部


ニュース 政治 作成日:2020年8月17日_記事番号:T00091611

「『韓流』に別れ」、高雄市長選敗北で国民党幹部

 国民党立法院議員団の林為洲総召集人は16日、高雄市長選挙での惨敗を受け、「『韓流』(韓国瑜ブーム)と別れを告げる時が来た。あれは一つの伝説だったことにしたい」と述べた。17日付聯合報が伝えた。

/date/2020/08/17/17kmt_2.jpg李氏(右2)と江主席(右3)らは15日夜、敗北宣言を行い、支持者に謝罪した(15日=中央社)

 林総召集人は「『韓流』」そのものを否定はしなかったが、「もはや『韓流』を国民党の救世主扱いすることはできず、改革の議論に戻るべきだ」と指摘した。

 国民党から出馬した李眉蓁氏は当初から「負け戦」だったが、「333防衛ライン」(得票率3割、30万票、票差30万票以内)を割り込む惨敗だった。李氏は「個人の努力が足りなかった。選挙期間が短かった。多くの政策を提示したが、宣伝期間が足りなかった。国民党は高雄市民の信頼を得る必要があり、引き続き努力したい」と敗北を振り返った。

 党内には江啓臣主席の責任を問い、党主席改選を前倒しすべきとの声もあったが、侯友宜新北市長は「江氏は最も苦しい時期に大任を背負った。改革はまだ成功していない。皆が前進する上で江氏のリードを必要としている」と現執行部の留任を訴えた。