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台北市オフィス賃料、「今後3年は値上がり続く」


ニュース 建設 作成日:2008年7月29日_記事番号:T00009162

台北市オフィス賃料、「今後3年は値上がり続く」

 
 不動産コンサルティング会社、米ジョーンズ・ラング・ラサールの趙正義董事総経理によると、台北市の高級オフィスビル50棟(総床面積50万坪)をサンプルにして調査したところ、毎月の平均賃貸料は1坪当たり2,560台湾元(約9,000円)となった。空室率は8%にとどまり、今後3年間はオフィスビルの供給量に大きな変化は見られないため、同社では、台北市のオフィス賃貸料は年末までに平均で8~12%上昇し、2010年まで値上がりが続くとみている。29日付工商時報が報じた。

 趙総経理は同社の研究を基に、「台北市の商用不動産は、国際企業の大中華エリア(中国、香港、マカオ、台湾)における『経営センター』として使われるチャンスがある」と指摘している。実際ジョーンズ・ラング・ラサールも中国進出の準備のため、台北に「ヘッドハンティング・センター」を設置し、各国の人材を集めることを検討しているという。