ニュース 電子 作成日:2020年8月18日_記事番号:T00091623
台湾電力(台電、TPC)の統計によると、2019年のグリーン電力(再生可能エネルギーで発電された電力)は約140億キロワット時(kWh)で、電力販売量全体の6%だ。これについて経済部は、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)のグリーン電力需要に全く追い付いておらず、洋上(オフショア)風力発電所の本格稼働を待つ必要があると認めた。18日付経済日報が報じた。
TSMCは先日、50年までに全世界の拠点で全面的に再生可能エネルギーを採用することを確約した。同社の昨年の世界での電力使用量は143億3,000万kWhで、過去5年は年平均12.5%増加している。このうち台湾工場の電力使用量を明らかにしていないが、先進製造プロセスがあることから、台湾全体のグリーン電力供給量を上回っているとみられる。
TSMCが南部科学園区(南科)に新設する3ナノメートルプロセス工場は、電力使用量が年間70億kWhと見込まれている。22年の量産開始後、同社の電力需要は大幅に増える見通しだ。
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