ニュース 電子 作成日:2020年8月18日_記事番号:T00091627
鴻海科技集団(フォックスコン)の産業用モノのインターネット(IIoT)事業子会社、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)は、台湾に既存のサーバー生産ラインのほか、筐体(きょうたい)、放熱デバイスなど部品の生産ラインも設置すると明かした。和発産業園区(高雄市大寮区)に工場を設置し、2021年に量産を開始するようだ。18日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、米中貿易戦争の激化に伴い、サーバーの組み立ては中国以外に移転が進んだが、部品の生産は大部分が中国のままだった。米国政府が生産地偽装を問題視しており、中国で生産し、中国以外で組み立てるメーカーに緊張が高まっている。
鴻海精密工業の劉揚偉董事長は先日、昨年サーバーの組み立てと半製品の出荷が台湾メーカーの首位で、売上高は1兆台湾元(約3兆6,000億円)近く、今年は2桁成長、来年はさらに成長すると話していた。
FII傘下の鴻佰科技(イングラシス・テクノロジー)は昨年下半期に桃園市蘆竹区南青で台湾2カ所目のサーバー工場を設立すると発表していた。
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