ニュース 電子 作成日:2020年8月18日_記事番号:T00091628
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)の予測によると、スマート製造(スマートマニュファクチャリング)の2024年の世界市場規模は3,980億米ドルまで拡大し、年平均成長率(CAGR)が10.1%に上る。新型コロナウイルス感染症流行を受けた企業の遠隔(リモート)、非接触技術のアップグレードがけん引する見通しだ。18日付工商時報が報じた。
トレンドフォースは、企業がAR(拡張現実)、遠隔操作、画像認識などハイテク技術を導入するほか、無人搬送車(AGV)や自律移動ロボット(AMR)の導入拡大でコスト削減や社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保を図ると指摘した。
台湾の大手企業では、広達電脳(クアンタ・コンピューター)が工場で、関係会社の達明機器人(テックマン・ロボット)製のロボットアームを採用し、コストを抑えて歩留まり率を向上させた。今後は企業向け第5世代移動通信(ローカル5G)を導入し、生産ラインと倉庫システムの統合を進める。
仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、中国工場で無人搬送車や、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)製オートメーション設備、可視化管理システムを採用した。
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