ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

タイヤのCST、3~5%値上げへ


ニュース その他製造 作成日:2020年8月18日_記事番号:T00091632

タイヤのCST、3~5%値上げへ

 タイヤ最大手の正新橡膠工業(CST)は、原料価格上昇を受け、8~9月に17、18、20インチの高級乗用車・高性能スポーツ用多目的車(SUV)用タイヤなどを平均3~5%、バイク・自転車用タイヤを約5%値上げすると発表した。18日付工商時報が報じた。

 大型トラック、バス用タイヤは当面値上げしない。CSTは、台湾で扱う製品だけでなく、インドネシア、ベトナム、インドで販売するバイク用タイヤも値上げすると説明した。

 同業の建大工業(ケンダ・ラバー、KENDA)も17日、3~5%の値上げ計画を明らかにした。理由として▽受注好調で供給不足になっていること▽これまで原料・人件費のコスト増を自社で吸収してきた結果、経営を圧迫していること▽第2~3四半期の台湾元高──を挙げた。

 台湾普利司通(ブリヂストン台湾)は、現時点で日本本社から値上げに関する情報は入ってきていないため、台湾でのタイヤ販売価格に当面変更はないと説明した。