ニュース 医薬 作成日:2020年8月18日_記事番号:T00091633
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は17日、国光生物科技(アディミューン)が新型コロナウイルスワクチンの第1相臨床試験に入ることを認可したと発表した。台湾で独自に開発された新型コロナウイルスワクチンが臨床試験に入るのは初めて。順調に進めば、来年の春節(旧正月、2021年は2月12日)前にも200万~300万本のワクチンの準備が整う見通しだ。18日付経済日報が伝えた。
TFDAは16日の専門家会合で、条件付きでの臨床試験開始を認可した。一部の技術的資料の補足と、衛生福利部(衛福部)による審査通過後の接種開始が条件となっている。
アディミューンは21日までに補足資料の提出を完了し、遅くとも今月中に70人を対象とする第1相臨床試験を開始する構えだ。第1相臨床試験は11月にも完了予定で、同月に最大3,000人を対象とする第2相臨床試験に入る構えだ。
同社は、ワクチン開発補助金5億台湾元(約18億円)を獲得する見通し。
高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)と聯亜生技開発(UBIアジア)による新型コロナウイルスワクチンは、8月末か9月初めにも第1相臨床試験が認可される運びだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722