ニュース 政治 作成日:2020年8月18日_記事番号:T00091637
東アフリカにあるソマリランド(国際的には独立未承認)の中心都市ハルゲイサで17日、台湾の「駐ソマリランド共和国代表処」が業務を開始した。現場では蔡英文総統の映像による祝賀メッセージが流されたほか、呉釗燮外交部長がテレビ電話方式であいさつした。18日付自由時報が伝えた。
マハムド外相(右)と台湾の羅震華駐ソマリランド代表(左)。戦略上の重要拠点であるアフリカの角で、台湾の存在感が高まることになる(17日=中央社)
代表処開設に合わせ、呉外交部長とソマリランドのヤシン・マハムド外相は技術協力協定に署名した。台湾の国際合作発展基金会(ICDF)は近く、「台湾駐ソマリランド技術団」を創設し、双方の関係発展を目指すことになる。
蔡総統はメッセージの中で、「台湾とソマリランドにとって記念すべき重要な瞬間だ。両国の関係は自由、民主、正義、法治という共通の価値観に基づくもので、そうした価値観がわれわれを団結させ、より強くする」と指摘した。
ソマリランドの駐台湾代表、モハメド・オマー・マハムド氏は8月7日に台湾入りし、現在は自宅隔離しながら、代表処の開設準備を進めている。
ソマリランドは、1991年にソマリアからの分離独立を宣言。実質的な独立状態にあるが、国際的には国家承認されていない。
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