ニュース 社会 作成日:2020年8月18日_記事番号:T00091639
アップルが次世代のパソコン製品に採用するとされる自社開発の中央処理装置(CPU)のうち、デスクトップPCの「iMac」と「Mac Pro」向けCPUに、台湾最高峰の玉山を意味する「Mt.ジェイド」のコード名が採用されるとの観測が出ている。事実とすれば、アップル製品のコード名に台湾の地名が採用される初のケースで、台湾の半導体産業がアップルにとって重要な役割を占めている証しといえそうだ。
アップルは今年6月、PC製品「Mac」について、約14年間採用してきたインテル製CPUから、自社開発したCPU「アップルシリコン」に切り替える方針を発表した。
業界では、アップルの次世代スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、デスクトップPCには、「A14」シリーズの自社開発CPUが搭載される見通しで、その全てを台湾のファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が5ナノメートル製造プロセスを採用して生産すると伝えられている。
業界関係者によると、アップルはA14シリーズに対し、デスクトップPC向けの「Mt.ジェイド」のほか、スマホ向けは「シチリア」、タブレット端末とノートPC向けは「トンガ」のコード名を採用したとされる。
ただ、コード名「Mt.ジェイド」の採用についてTSMCはメディアの取材に対し、顧客の製品の生産に関する観測にはコメントしないと回答している。
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