ニュース 商業・サービス 作成日:2020年8月18日_記事番号:T00091641
台北市の黄珊珊副市長は17日、同市での入境後最大14日間の外出制限「居家検疫」の対象者3,998人のうち、697人が感染対策が強化された「防疫ホテル」ではない一般のホテル計38軒に宿泊していると明らかにした。このうち、16軒は政府の域内旅行補助プラン「安心旅行」による補助を受けている。黄副市長は、該当ホテルが「居家検疫」対象者と一般利用客の混在を解決しない場合、21日に施設名を公表し、補助資格を取り消した上で罰則を科すと述べた。18日付自由時報が報じた。
台北市は、混在は新型コロナウイルス感染対策の抜け穴となるとし、中央政府に対し一般のホテルでの「居家検疫」対象者の宿泊を禁止するよう求めた。
中央政府は容認
一方、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の荘人祥報道官は同日、一般のホテルが感染対策計画書を地方政府に提出し認可されれば、「居家検疫」対象者の宿泊が可能となるよう、交通部観光局と検討を進めていると明かした。
台湾全土の防疫ホテルは約150軒あり、客室数は計9,500室。宿泊率は6割、うち台北市は7割、その他の県市は4~5割にとどまっている。なお、防疫ホテルに一般利用客を宿泊させることを台北市は禁止しているが、その他県市では明確な規定はない。
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