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米国のファーウェイ規制強化、メモリー各社にも影響懸念


ニュース 電子 作成日:2020年8月19日_記事番号:T00091644

米国のファーウェイ規制強化、メモリー各社にも影響懸念

 米商務省が中国の通信設備大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する禁輸措置強化を発表したことを受け、聯発科技(メディアテック)などのIC設計会社だけでなく、▽南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)▽華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)▽旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)──などの半導体メモリーメーカーも影響を受けると予想されている。19日付経済日報が報じた。

 台湾のメモリーメーカー3社はいずれも、ファーウェイ向けの売上高構成比は小さいと説明した。南亜科技は以前、第1四半期のファーウェイ向け出荷割合は約3%と明らかにしていた。

 ウィンボンドは、米国政府の新規定により短期的な影響を受ける見通しで、顧客の需要が減少すれば、別の企業からの受注を目指すと説明した。

 証券会社は、短期的にはマクロニクスが受ける影響が比較的大きいと予想した。マクロニクスはファーウェイから第5世代移動通信(5G)基地局向けNOR型フラッシュメモリーを受注している。