ニュース 電子 作成日:2020年8月19日_記事番号:T00091645
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手の日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)は18日、通信キャリア最大手の中華電信、米クアルコムと提携し、台湾初となるミリ波(mmWave)帯対応の企業向け第5世代移動通信(ローカル5G)ネットワークを備えたスマートファクトリーを導入すると発表した。19日付経済日報などが報じた。
ASEHは、これまでに多数のスマートファクトリーを導入しており、リアルタイムのリモートモニタリングや工場管理で、生産力が高まると指摘した(同社提供)
高雄工場の生産ラインに、人工知能(AI)技術を協調させた無人搬送車(AGV)や拡張現実(AR)技術を使ったリモートアシスタンスを導入するほか、研修施設にはAR体験環境を構築する。年末に完成予定だ。
ASEHは、ミリ波対応ローカル5Gの導入により、従来のWi-Fiによる通信の遅延や不安定な接続、信号の干渉といった問題が解消でき、生産効率、設備の保守を向上させることができると説明した。
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