ニュース 電子 作成日:2020年8月19日_記事番号:T00091649
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は、第3四半期のサーバー世界出荷台数予測を前期比4.9%減へと、従来予測の0.8%減から引き下げた。例年は需要期だが、今年は新型コロナウイルスの影響による企業の設備投資減少を見込むほか、第2四半期が9.7%増と、オンプレミス(自社保有型)サーバーの出荷遅延解消により生じたピークで高かったためだ。19日付工商時報が報じた。
第4四半期は前期比4.6%増に回復すると予測した。オンプレミスの通年出荷台数は前年比4.6%増の見通し。
また、大手ベンダーを経由せずに直接ユーザー企業へ出荷するODM(設計・生産)ダイレクトの通年出荷台数は前年比12%増以上、サーバー全体の出荷に占める割合は2桁成長すると見込む。▽緯創資通(ウィストロン)傘下の緯穎科技服務(Wiwynn)▽広達電脳(クアンタ・コンピューター)傘下の雲達科技(クアンタ・クラウド・テクノロジー、QCT)──などのODMダイレクトは、クラウド用データセンター向けに注力している。
電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチによると、第3四半期のサーバー世界出荷台数(マザーボード数ベース)は430万台前後と、第2四半期の455万台余りから5.6%減と予測した。第3四半期のオンプレミスサーバーの出荷台数は前期比1~2割減と見込む。
第4四半期は365万台と前期比15%減、今年通年は約1,600万台で前年比6.8%増と予測した。
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