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台湾最大規模のEVバス工場、KGETが嘉義で稼働


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年8月19日_記事番号:T00091652

台湾最大規模のEVバス工場、KGETが嘉義で稼働

 電動バス(EVバス)最大手の凱勝緑能科技(KGET)は18日、嘉義県の馬稠後産業園区で新工場第1期を完工・稼働した。台湾最大規模の電動自動車の生産・研究開発(R&D)拠点で、低床(ノンステップ)EVバス「K9DA」第2世代新モデルやシャシーを生産する。陳怡仁董事長は、東南アジアへの輸出も目指すと表明した。19日付工商時報が報じた。

 第1期の投資額は5億台湾元(約18億円)以上、敷地面積は3,800坪。台湾唯一となる世界最先端のアルミニウム合金モジュール車体技術を採用した生産ラインを有する。当初の年間生能力は350台、将来的には650台を目指す。政府の推進する2030年の路線バス・長距離バスの全面電動化に向けた需要に応えるほか、軽トラックや大型トラックなど各種商用車の生産も視野に入れている。

 同社は馬稠後産業園区で土地1万850坪を取得している。第2期建設は、生産能力や需要を考慮の上で行う計画だ。