ニュース 電子 作成日:2020年8月20日_記事番号:T00091667
20日付経済日報が日刊工業新聞の報道を基に伝えたところによると、鴻海精密工業傘下のシャープは2023年にも1インチサイズ以下の高精細なフルカラーマイクロ発光ダイオード(LED)ディスプレイの量産を開始するもようだ。画素密度がスマートフォンの3~6倍に相当する3,000ppiに達するとみられる。
アップルは先進ディスプレイ技術の開発を推進している。マイクロLEDディスプレイについて、まずウエアラブル(装着型)端末に応用する可能性が高いとみられており、シャープの他、▽サムスンディスプレイ(SDC)▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)▽ジャパンディスプレイ(JDI)──が受注を狙っているとされる。
SDCは23~24年にもマイクロLEDディスプレイの量産を開始するとされるが、シャープがこれに先駆け業界で最も早く量産に入る可能性がある。
また、鴻海グループの液晶パネルメーカー、群創光電(イノラックス)とLEDパッケージング(封止)の栄創能源科技(アドバンスト・オプトエレクトロニック・テクノロジー、AOT)もマイクロLEDやミニLED関連技術の開発に取り組んでおり、シャープとともに次世代ディスプレイ市場での商機獲得に向けて協力体制を築くとみられる。
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