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作成日：2008年7月29日_記事番号：T00009167
中華電信のＭＯＤ・光世代、５年内300万ユーザーを目標
中華電信は28日、今後５年間をにらんだ経営戦略会議を開き、来年の売上高1,881億台湾元（約6,633億円）、１株当たりの利益（ＥＰＳ）4.68元、今後５年間の資本支出1,655億元（１年331億元余り、今年は326億元を計画）を目標に定めた。光ファイバーインターネットおよびマルチメディア・オンデマンド（ＭＯＤ）のユーザー数は2013年までに300万世帯を目指す。29日付工商時報が報じた。
また、中核事業である音声通話市場が年々２～３％縮小している現状を受け、中華電信は今回の会議で、ＩＣＴ（情報・通信に関連する技術の総称）産業への参入について議論を深めたとされる。資訊工業策進会（資策会）と合弁で「資拓科技」の設立を決めたことは第一歩にすぎず、同社は今後、ＩＣＴ産業での展開を積極的に拡大していくとみられる。
