ニュース 電子 作成日:2020年8月21日_記事番号:T00091693
ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は20日、南部科学園区(南科)にある解散した太陽電池メーカーの益通光能科技(イートン・ソーラーテック)の工場と付属施設を、8億6,000万台湾元(約31億円)で購入したと発表した。南科工場近隣の他社工場購入は今年3度目で、購入額合計は51億元以上に上る。21日付工商時報などが報じた。
同工場の建物面積は約1万3,000坪。TSMCは、南科工場の運営需要への対応のためと説明した。経済日報(電子版)によると、先進パッケージング(封止)材料の保管や機械設備移設の際の一時的な保管場所として使用する。
TSMCは南科にFab14工場とFab18工場などがあり、このうちFab18工場で最先端の5ナノメートル製造プロセス製品の量産を行っているほか、2022年にも次世代の3ナノプロセスの量産を開始する予定だ。TSMCは7月の投資家向け説明会で、5ナノの生産能力拡充と3ナノの研究開発(R&D)・生産設備設置のため、今年の設備投資額を160億~170億米ドルへと、従来計画から10億米ドル引き上げると表明していた。
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