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ウエアラブル端末向けパネル、Q3価格3割上昇も【表】


ニュース 電子 作成日:2020年8月21日_記事番号:T00091697

ウエアラブル端末向けパネル、Q3価格3割上昇も【表】

 ウエアラブル(装着型)端末やフィーチャーフォン(携帯電話)向けパネルの第3四半期の価格は、前期比2~3割上昇する見通しだ。大型パネルの需要拡大により小型パネル生産が減少した上、ミドルローレンジのスマートフォンの出荷増でアモルファスシリコン(a-Si)パネルの供給が逼迫(ひっぱく)しているためだ。21日付工商時報が報じた。

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 a-Siパネルは供給が減っている一方、ウエアラブル端末やフィーチャーフォン向けでメーカーが近ごろ調達を増やしており、一部の特殊製品では価格が2倍に上昇し、全体では月平均8~10%上昇した。

 中小型液晶パネルメーカーの瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)は第3四半期に黒字転換する見込みだ。凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)も業績が改善しそうだ。