ニュース 電子 作成日:2020年8月21日_記事番号:T00091698
金属筐体(きょうたい)大手の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)は、新型コロナウイルス感染症流行でノートパソコンの需要が高まっていることを受け、下半期のノートPC向け筐体の出荷が上半期を上回ると見込んでいる。21日付電子時報が報じた。
キャッチャーは18日、中国江蘇省の泰州工場を、中国のカバーガラス板最大手、藍思科技(レンズ・テクノロジー)に14億2,700万米ドルで年内に売却すると発表した。また、和碩聯合科技(ペガトロン)は13日、金属筐体子会社、鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)を来年2月に完全子会社化すると発表していた。キャッチャーとケーステックはいずれもアップルのスマートフォンiPhone向け筐体を生産していることから、スマホ向け筐体の利益低迷が背景にあると指摘されている。
キャッチャーは来年以降、ノートPCやタブレット端末向けなど既存製品に注力する方針だ。同社は、ノートPC向け筐体はここ2年間、2桁台の売上高成長が続いていると明らかにした。
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