ニュース 医薬 作成日:2020年8月21日_記事番号:T00091700
検査試薬メーカーの普生(ジェネラル・バイオロジカルズ)は20日、新竹科学園区(竹科)の工場で欧州連合(EU)加盟国など25カ国の駐台使節団の視察を受け、新型コロナウイルスの防疫における提携を結んだ。同ウイルスの検査試薬で15億米ドル以上の受注が見込まれている。21日付経済日報が報じた。
25カ国はEU加盟国やロシア、カナダ、韓国、タイ、中南米諸国などで、外交部関係者が引率する形で視察が実施された。
専門家によると、25カ国でそれぞれ1日当たり10万人分の新型コロナウイルス検査試薬を必要とし、100日分を備蓄するとなれば、計2億5,000万個の検査試薬が必要となる。業界関係者は、検査試薬の平均販売価格6米ドルで計算すると、普生は15億米ドル以上の受注が期待できると指摘した。
普生は、竹科工場の1シフト当たりの月産能力は約80万個で、現在は2シフト制に移行していると説明。生産能力に懸念はないが、需要が急増して供給不足となった場合は、他のメーカーとの提携も検討していると明らかにした。
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