ニュース 商業・サービス 作成日:2020年8月21日_記事番号:T00091704
大手書店チェーンの金石堂書店は20日、高雄市の漢神百貨(漢神デパートメントストア)に入居する漢神店を8月末で閉店すると明らかにした。店舗が狭く、顧客の需要に応えられないとして、賃貸契約を更新しないことを決めた。21日付工商時報が報じた。
金石堂書店の汪信次協理によると、同店は5年前に漢神百貨地下2階に出店し、輸入文房具やギフト品エリアを充実させ高級路線を取ったが、反応が思わしくなかったため、ターゲットをファミリー層へと変更した。1年前に8階に移転したことで、営業面積が60坪に縮小していた。
金石堂書店の台湾全土の店舗数は39店。うち百貨・量販店のテナントが6割、独立店が4割で、売上高構成比は各5割だ。ファミリー層をターゲットにした店舗を、量販店大手の大潤発(RTマート)の内湖二店に出店している。大潤発による新型店への改装に合わせ、下半期に新たな出店も考えられる。
また、インターネット書店と実店舗の統合を早くから進めており、ネット注文商品は実店舗での受け取りも可能だ。ネット書店の会員は300万人以上で、うち100万人は実店舗でも会員だ。
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