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Q2の経常収支、黒字25%拡大


ニュース 金融 作成日:2020年8月21日_記事番号:T00091705

Q2の経常収支、黒字25%拡大

 中央銀行(中銀)が20日発表した第2四半期の国際収支によると、経常収支は217億7,000万米ドルの黒字で、2018年第2四半期以降で最大だった。黒字幅は前年同期比25%拡大した。貿易収支の黒字幅拡大、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)により旅行収支の赤字幅が過去4年で最低となったことなどが要因だ。21日付経済日報が報じた。

 うち、貿易収支は154億9,000万米ドルの黒字で、黒字幅は前年同期比11億米ドル拡大した。第5世代移動通信(5G)や高性能計算(HPC)などハイテク技術の採用、半導体業の国際競争力、電子部品の輸出超過拡大が要因だ。サービス収支は7億5,000万米ドルの黒字で、旅行収支の赤字幅縮小により初めて黒字転換した。

 金融収支は165億4,000万米ドルの純流出だった。うち、証券投資による純流出が189億5,000万米ドルで、純流出は40四半期連続だった。

 国際収支は69億6,000万米ドルの黒字だった。