ニュース 電子 作成日:2020年8月24日_記事番号:T00091723
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の産業用モノのインターネット(IIoT)事業子会社、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)は、中国の広東省深圳市でこれまでに第5世代移動通信(5G)対応基地局4万5,000台の設置に協力した。同グループは、米国が中国通信設備大手の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)への輸出規制を強化する中でも、中国での5Gインフラ建設関連の商機獲得に依然積極的なようだ。24日付経済日報が報じた。
深圳市で今後、5G、クラウド、人工知能(AI)技術によるインダストリアルインターネット(産業のインターネット)モデル園区を開設する予定だ。FIIの計画では、スタンドアロン(SA)の5G小型基地局(スモールセル)と5Gコアネットワークにより、工場53棟、生産ライン1,000本以上をカバーする計画だ。
この他、FIIの子会社、深圳精匠雲創科技と深圳富桂精密工業は、▽拡張現実(AR)技術活用による設備点検▽無人搬送車(AGV)管理の最適化▽8K映像によるインライン検査──などの機能を備えたスマートファクトリーを共同で建設し、2021年7月に完成する予定だ。
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