ニュース その他分野 作成日:2020年8月25日_記事番号:T00091740
科技部が24日発表した▽新竹科学園区(竹科)▽中部科学園区(中科)▽南部科学園区(南科)──の三大科学園区に進出する企業の上半期売上高合計は、前年同期比12.24%増の1兆3,681億台湾元(約4兆9,000億円)で、過去最高を更新した。うち、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の売上高が占める割合は40.96%と、前年同期の38.73%から拡大した。25日付工商時報などが報じた。
各科学園区の上半期売上高は、▽竹科、5,660億9,400万元(前年同期比10.26%増)▽中科、4,330億5,700万元(17.02%増)▽南科、3,689億5,300万元(9.99%増)──だった。南科の増収は、TSMCの5ナノメートル製造プロセス量産入りが貢献した。
呉政忠科学部長は、六大産業のうち成長が顕著だったものとして▽半導体業、9,854億2,900万元(前年同期比18.65%増)▽コンピューターと関連設備業、639億4,400万元(79.01%増)▽バイオテクノロジー業、164億5,300万元(18.4%増)──を挙げた。コンピューターと関連設備業は、新型コロナウイルス感染症の流行を受けたテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習向け需要が貢献した。
輸出額、就業者数も過去最高
上半期輸出額は前年同期比10.08%増の1兆440億3,100万元、就業者数は2.8%増の28万5,027人と、いずれも過去最高だった。
呉科学部長は下半期も売上高や輸出額などがプラス成長し、通年の売上高は計2兆8,000億元と前年比8%増加すると予測した。科学園区ごとの増加幅予測は▽竹科、3%▽中科、7.87%▽南科、15.7%──。
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