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iPhoneSE、ウィストロンがインドで量産


ニュース 電子 作成日:2020年8月25日_記事番号:T00091743

iPhoneSE、ウィストロンがインドで量産

 アップルは、4月下旬に発売したスマートフォン、iPhoneSE(第2世代)のインドでの量産を開始したと明らかにした。iPhone新製品の発売後、半年以内に一部生産能力をインドに移転するのは初めてのケース。受託生産は緯創資通(ウィストロン)が手掛ける。25日付工商時報が報じた。

 米中貿易戦争の激化、中国における人件費上昇を受け、iPhoneSEのインドでの早期量産開始を決定したもようだ。

 ウィストロンは7月末に、iPhoneSE(第2世代)の量産に向け、インドのカルナータカ州ベンガルール(旧バンガロール)の新工場で、従業員5,000人を雇用した。今月も新規募集を行い、新工場は従業員1万人前後となるとみられる。

 鴻海精密工業とウィストロンは2017年よりインドでiPhoneの受託生産を開始した。iPhoneSE(第1世代)に続き、▽iPhone6s、ウィストロン▽iPhoneXR(テン・アール)、鴻海▽iPhone7、ウィストロン▽iPhone11、鴻海──をインドで生産してきた。いずれも発売から1~2年後で、良品率が上昇、部品コストが低下した段階だった。