ニュース 政治 作成日:2020年8月25日_記事番号:T00091744
高雄市長選挙で当選を果たした陳其邁氏(民進党)が24日就任した。陳市長は「今年は高雄の現代化100周年に当たる」とし、民間、草の根組織、学識者による協力を得ながら、高雄市都市博覧会を開き、次の100年間の計画づくりを開始すると表明した。25日付自由時報が伝えた。
陳市長(前)は、市民の参与が最も重要で、都市発展に対する共通のビジョンを作り上げたいと語った(24日=中央社)
同日午前に就任式に臨んだ陳市長は「今年は高雄が直面する試練の新たな起点だ。分裂と対立から包容と協力を目指す」とし、「きょうから腕まくりして、全力で高雄市民のために真剣に努力したい」と抱負を語った。
陳市長はまた、産業モデル転換、就業機会の創出、交通インフラの建設、大気汚染の解決を「四大優先施政理念」として改めて掲げた。交通インフラ分野では韓国瑜前市長の任期中にストップした高雄環状軽軌(ライトレール、LRT)の建設再開を目指すとした。また、韓前市長が打ち出した大学生や公務員の海外研修計画「満天星計画」の見直しも進めるとした。
高雄市政府によると、就任式は陳市長の要求で簡素化され、費用は約62万台湾元(約220万円)で、韓国瑜前市長就任時の300万元を大きく下回った。
市幹部には青年局長に張以理氏(33)が就任するなど若手の起用が目立った。
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