ニュース 金融 作成日:2020年8月26日_記事番号:T00091764
中央銀行(中銀)の25日発表によると、市中銀行の7月末の住宅ローン貸付残高は前年同月比6.5%増の7兆6,700億台湾元(約27兆7,000億円)、建築融資残高は15.4%増の2兆2,690億元で、いずれも過去最高を更新した。26日付工商時報が報じた。
中銀関係者は、台湾では新型コロナウイルス感染症流行をうまく制御できているため、自己居住用の住宅需要は好調が続いていると指摘。また、新築物件の引き渡しが相次いだこと、各銀行が優遇金利を打ち出したこともあって住宅ローン貸付残高が顕著に増加したと説明した。
建築融資残高の増加幅は2011年10月以来で最高を記録し、14カ月連続の2桁増だった。ある銀行の住宅ローン責任者は、建築会社が住宅市場の好況が続くとみている証拠だと指摘した。
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