ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）２ナノメートル製造プロセス工場建設により、▽クリーンルーム▽機電工程▽周辺設備──などで台湾サプライチェーンの受注が期待できる。クリーンルーム施工の漢唐集成（ユナイテッド・インテグレーテッド・サービシズ、ＵＩＳ）、半導体製造用自動化設備の帆宣系統科技（マーケテック・インターナショナル、ＭＩＣ）が最も恩恵を受けるとみられている。26日付蘋果日報などが報じた。
半導体設備関連ではこの他、▽京鼎精密科技（フォックスセミコン・インテグレーテッド・テクノロジー、ｆｉｔｉ）▽家登精密工業（Gudengプレシジョン・インダストリアル）▽弘塑科技（グランド・プロセス・テクノロジー）▽辛耘企業（サイエンテック）▽翔名科技（フィードバック・テクノロジー）▽信紘科技（トラスバル・テクノロジー）──もＴＳＭＣに供給している。
ＴＳＭＣは台湾域内での調達比率引き上げを表明しており、間接材料では▽2020年、60％▽30年、64％──、部品では▽20年、50％▽30年、60％──、後工程設備では▽20年、36％▽30年、40％──を目標に掲げている。
