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訪台のチェコ上院議長、蔡総統と会談へ


ニュース 政治 作成日:2020年8月26日_記事番号:T00091771

訪台のチェコ上院議長、蔡総統と会談へ

 総統府の張惇涵報道官は25日、8月30日~9月4日に訪台予定のチェコのミロシュ・ビストルジル上院議長ら90人規模の訪問団と、蔡英文総統が9月3日に会談すると発表した。この席で蔡総統は、2月に訪台を予定しながら1月に急死したチョコの故ヤロスラフ・クベラ前上院議長に勲章を授与し、双方の友好に対する貢献をたたえる方針だ。26日付自由時報が報じた。

/date/2020/08/26/17czech_2.jpg立法院は、9月1日に訪問するビストルジル上院議長に、記念の議事槌と国会外交栄誉奨章一等奨章を贈る予定だ(25日=中央社)

 クベラ前上院議長の死去後には、在チェコ中国大使館が同氏に圧力をかけ、台湾訪問を決行した場合、中国で事業展開するチェコ企業3社に重大な影響が及ぶと脅迫していたことが明らかとなり、チェコ政界で中国への反発が高まっていた。

 25日には、アレクサンドル・ホンドラ氏らチェコ選出7人を含む欧州議会議員23人とマルコ・ルビオ上院議員(共和党)ら米国、カナダ、オーストラリアなどの国会議員、計68人が連名で声明を発表した。この中で、欧州国家が国家の利益と民主、人権という共通の価値の下で台湾との関係を発展させることに外国が干渉すべきではないと指摘し、中国の妨害行為を非難、民主国家の指導者の団結を呼び掛けた。