ニュース 電子 作成日:2020年8月26日_記事番号:T00091774
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は25日、ローラブル(巻き取り可能な)ミニ発光ダイオード(LED)ディスプレイを世界で初めて発表した。厚さは1ミリメートル(mm)で、110インチ以上の大型ディスプレイにも対応できる。来年初めに量産を開始し、公共ディスプレイ向けに供給する予定だ。26日付経済日報が報じた。
丁執行副総経理(左)は、LGエレクトロニクスが有機EL(OLED)の大型ローラブルディスプレイの開発に成功したが、依然商品化できていないと指摘した(25日=中央社)
丁景隆執行副総経理は、折り曲げ・巻き取り可能で、薄くて軽く、設置しやすく、携帯性に優れているため広い分野での応用が可能で、商機が期待できると説明した。
楊柱祥総経理は同日、今年の初めは新型コロナウイルスの感染拡大によりサプライチェーンが影響を受けたが、第2四半期にテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)や巣ごもり消費により業績が回復してきたと指摘。第3四半期は大型パネル価格の大幅上昇で業績が前期を上回っており、一部製品の受注は第4四半期まで見通しが立っていると説明した。
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