ニュース 電子 作成日:2020年8月27日_記事番号:T00091787
日経アジアンレビューが消息筋の情報として伝えたところによると、中国の通信設備大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は米国の禁輸措置強化を受け、▽聯発科技(メディアテック)▽聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)▽立積電子(リッチウエーブ・テクノロジー)──などにICの出荷を催促しているようだ。27日付経済日報が報じた。
米商務省は17日、ファーウェイに対する禁輸措置強化を発表したが、発表時に既に受注していた製品については9月14日午後12時までであれば出荷が認められている。ファーウェイは期限までに在庫を積み上げるため、IC設計会社に▽第5世代移動通信(5G)対応モバイル端末用プロセッサー▽Wi-Fi用IC▽高周波IC▽ディスプレイドライバIC──などの出荷を催促しており、一部企業は未検査の半製品を出荷することにも同意したとみられる。
メディアテックは、特定の顧客についてはコメントしないと表明。また、顧客に未検査の半製品を販売したことはなく、今後もないと強調した。
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