ニュース 商業・サービス 作成日:2020年8月27日_記事番号:T00091798
家電大手、東元集団(TECO)の黄茂雄会長は、モスバーガーなど事業展開する14飲食ブランドと傘下の台湾宅配通(台湾ペリカンエクスプレス)が共同で、宅配サービスを開始すると明かした。9月1日にも発表を行うようだ。新型コロナウイルス感染症の影響で、宅配サービスが急成長しているおり、飲食業にとって無視できない存在となっている。27日付自由時報などが報じた。
黄会長(左2)。TECOは26日、南部3県市の特産物販売会を開催した(26日=中央社)
このうちモスバーガーでは、9地区の約170店で試験サービスを先行実施している。サービス地域は徐々に拡大する予定だ。
同社はこの他、▽ロイヤルホスト▽北京料理「餡老満」▽鉄板焼き「高楽」▽串揚げ「串家物語」▽日本料理「高玉」▽回転ずし「小高玉」▽トルコアイスクリーム「MADO」──などを展開しており、台湾全土の店舗数は約400店に達する。
黄会長は、foodpanda(フードパンダ)やUber Eats(ウーバーイーツ)などの宅配代行サービス(フードデリバリーサービス)との提携について、利用すれば自社の利益が縮小する上、配送の質を確約できないと指摘。今後、グループ内にフードデリバリー専門の会社を設立し、傘下の飲食ブランドの宅配サービスを行う考えを示した。
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