ニュース 運輸 作成日:2020年8月27日_記事番号:T00091803
交通部台湾鉄路管理局(台鉄局)は26日、特急列車「プユマ(普悠瑪)号」について、カーブ通過時の傾斜走行中止を検討していると明らかにした。急カーブ通過時の脱線転覆で18人の死者を出した2018年10月のプユマ号脱線事故の特別調査チームから昨年10月、車両の装置や部品に故障が多いのは傾斜システムの設計と直接、間接の関連性があるとして、具体的な改善策を講じるまではプユマ号の傾斜走行を中止すべきとの提言を受けていた。27日付聯合報が報じた。
台鉄は今年7月に検討会議を開き、カーブ通過時に車体を傾けない走行テストを実施。その結果、台北~台東の走行時間が10分しか延びないことが明らかになった。
台鉄局は、より正確な走行時間を知るには現行ダイヤの中でシミュレーションする必要があるが、現時点では特別調査チームからの提言に従って車体の傾斜機能を一時停止する方向で検討していると説明。ただ、さらなる評価が必要な段階で、具体的な予定は決まっていないと明らかにした。
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