ニュース 電子 作成日:2020年8月28日_記事番号:T00091821
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下の半導体研究処(セミコンダクター・リサーチ)は、NAND型フラッシュメモリーは第3四半期に供給過剰に陥り、各種製品の契約価格は下落に転じるとの予測を示した。28日付工商時報が報じた。
同社は、グーグルのクロームOS(基本ソフト)搭載ノートパソコン「クロームブック」の政府調達、アップルの新製品、家庭用ゲーム機の新製品発売などがNAND型フラッシュメモリー需要を押し上げるものの、サーバーやデータセンター、PCのOEM(相手先ブランドによる生産)は在庫が十分で、調達が鈍ると分析した。一方、NAND型フラッシュメモリーのサプライヤーは増産や製品規格のアップグレードを進めていると指摘した。
Q2売上高、6.5%増
同社によると、NAND型フラッシュメモリー業界の第2四半期売上高は144億6,290万米ドルと前期比6.5%増だった。出荷量は前期比約3%増加し、平均販売価格は約3%上昇した。
新型コロナウイルスで、リモートサービスやクラウド需要が高まり、PC、サーバー出荷が増えたことで、PCなどに内蔵し、NAND型フラッシュメモリーを搭載するソリッドステートドライブ(SSD)の需要を押し上げた。
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