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《新型肺炎》台湾から上海入境で感染確認、米国滞在時に感染か


ニュース 社会 作成日:2020年8月31日_記事番号:T00091839

《新型肺炎》台湾から上海入境で感染確認、米国滞在時に感染か

 台湾から上海に27日到着した20代台湾人の新型コロナウイルス感染が空港検疫で新たに確認されたと上海市衛生当局が30日発表したことを受け、台湾の中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は同日、台湾人感染者は8月4日に台湾に入境したばかりで、それ以前は2006年より米国に滞在していたことから、同国で感染したとの見方を示した。台湾滞在中に症状は出ておらず、台湾域内で感染を広げた可能性は低いとして、過度に心配する必要はないと説明した。31日付中国時報などが報じた。

 台湾人感染者は、4日に台湾に入境し、17日まで14日間の外出制限「居家検疫」、18~25日は「自主健康管理」措置(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど)の対象だった。中国側の情報によると、上海到着時の体温は37.8度と高めだった。

 上海市当局が発表した台湾からの輸入症例確認は今月3人目となった。