ニュース 電子 作成日:2020年9月1日_記事番号:T00091862
1日付経済日報がサプライチェーンの情報を基に伝えたところによると、アップルは8月よりタブレット端末iPad用タッチパネルの調達先から中国の欧菲光集団(Oフィルムグループ)を外したもようだ。Oフィルムへの発注分は台湾の業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)や宸鴻科技集団(TPKホールディング)に振り向けられたとみられる。
Oフィルムが中国・新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族への弾圧や人権侵害に関わったとして米商務省から禁輸措置の対象に加えられたことが原因とみられる。
2017年にOフィルムが低価格戦略でアップルのサプライチェーン入りを果たしたことで、GISとTPKは粗利益率が10%未満に落ち込み、マイナスに転落することもあった。
GISは、設備投資に21億9,800万台湾元(約79億円)を投じる計画だ。中国四川省の成都工場で、来年第1四半期にも新生産ラインの稼働が見込まれている。
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