ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

米台経済商業ハイレベル対話、貿易交渉への期待高まる


ニュース その他分野 作成日:2020年9月1日_記事番号:T00091873

米台経済商業ハイレベル対話、貿易交渉への期待高まる

 米国のデービッド・スティルウェル国務次官補は31日、米台経済商業の新たなハイレベル対話を開始すると発表した。キース・クラック国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が担当する。台湾の米国産牛肉と豚肉に対する輸入規制が来年1月に緩和されることが先週発表されたばかりで、米台間の長期の課題が解決する中、米台貿易協定(BTA)の実現への期待が高まっている。1日付自由時報が報じた。

/date/2020/09/01/16moea_2.jpg王経済部長は、台湾側の準備は整っており、米台BTAが実現すれば、台湾と他の国との自由貿易協定(FTA)締結に向けたモデルとなると指摘した(経済部リリースより)

 スティルウェル国務次官補は、ヘリテージ財団が開催した「米台経済協力」をテーマとするビデオ座談会の席で、蔡英文総統の決断に感謝を表明した上で、米台の新たな経済対話により、全面的な検討を行うと表明した。

 同ビデオ座談会に出席した王美花経済部長は、台米貿易協力は▽新型コロナウイルス感染対策▽サプライチェーンの相互補完▽貿易協定交渉──の3方面から議論を行うことになるとして、米台BTAの実現に向けた各界の支持を呼び掛けた。