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チェコ上院議長訪台、中国外相「重い代償となる」


ニュース 政治 作成日:2020年9月1日_記事番号:T00091875

チェコ上院議長訪台、中国外相「重い代償となる」

 チェコのミロシュ・ビストルジル上院議長率いる代表団の訪台について、中国の王毅外交部長は31日、「一つの中国」の原則への挑戦で、重い代償を支払うことになると警告した。中国側は先ごろ、駐中国チェコ大使を呼び出し、抗議を行った。1日付聯合報などが報じた。

/date/2020/09/01/17czech_2.jpgビストルジル上院議長は、同国大統領らの反対に遭ったが、訪台は正しいことだと信じており、訪問団の全員が自分の意志で参加したと強調した(31日=中央社)

 チェコのペトシーチェク外相は、こうした言論は度を越えているとして、駐チェコ中国大使を呼び出し、説明を求めるとした。

 ビストルジル上院議長は、訪問はいかなる者への政治的な対抗ではなく、全ての国との良好な関係の維持を望んでいると述べた。31日の政治大学での講演では、上院議長の訪台はもっと早く実現すべきで、チェコは出遅れたと指摘。他の欧州の国家指導者がこうした「民主主義の遅延」に気付き、早期に台湾を訪問することを信じていると述べた。